『人の感情を動かす文章を書くには…』
『どうしたらいいですか？』
今回は、こんな質問に答えていきます！
・読者に響く文書を書きたい
・文章でセールスにつなげたい
・最後まで読まれる文章を書きたい
とりあえず文章を書いてみたけど…
全く記事を見てもらえない…
読者に見てもらったけど、すぐに離脱されることってありますよね。
それはあなたが他の人の文章を見ても思うはず。
読者に文章を見てもらうためには「いかに読者の欲求を刺激するか？」を考えることが大切です。
GDTの法則を使うと、感情を揺さぶる文章で読者の欲求を強く刺激できます。
今回は、魅力的な文章を書く人は必ず意識している『GDTの法則』をくわしく解説します。
「詳しく説明お願いします！」
GDTの法則とは
GDTの法則とは、正式名称を『3×3ヘッドラインルール』と呼び、人が叶えたい欲求を下記の3つのレベルで表したものです。
【GDTの法則】
①Goal：目標
②Desire：欲望
③Teaser：本性
GDTの法則は、コピーライターとして有名なマイケル・フォーティン氏によって考えだされました。
3つの頭文字を繋げて、日本では『GDTの法則』と呼ばれてます。
GDTの法則｜『3×3』の欲求
『GDTの法則』の3つの欲求レベルはさらに3つに分けられ、合計9つの欲求を示してます。
GDTの法則には欲求の強さに順番があります！
Goal(目標)＜Desire(欲望)<Teaser(本性)の順番で強くなります。
①Goal(目標) = できるだけ時間やお金をかけずに、努力せずに成功したい。
②Desire(欲望) = そして、時間・お金・労力をかけてでも、富、名誉、愛、快適さを求めます。
③Teaser(本性) = 希少性の高いものや好奇心をくすぐるもの、反社会的発言や行動が気になります。
GDTの法則｜具体例
それではGDTの法則の具体例を一つずつ見ていきましょう！
Goal(目標)｜欲求レベル弱い
Goal（目標）は、3つの中でもっとも弱い欲求です。
感情を揺さぶる度合いはもっとも低く、理性に近い欲求です。
【Goals(目標)の特徴】
・時間・努力・お金に関する欲求
・もっとも弱い欲求
・理性に近い欲求
『時間』『努力』『お金』の欲求でよく見るのが、ダイエットサプリの広告です。
【広告例】
3ヶ月間で今よりマイナス10キロ！『時間』
どんなに食べてもリバウンドなし！
1日たった3粒のサプリを飲むだけ！『努力』
通常5000円のところ、今ならお試し価格500円！『お金』
このような広告見たことないでしょうか？
まさにGDTの法則のGoal(目標)を刺激した内容になってます。
このような広告は、人間の欲求を刺激するために戦略的に考えられたものだったんですね。
Desire(欲望)｜欲求レベル中間
Desire(欲望)は、Goal（目標）よりも強い欲求で、『時間』『努力』『お金』よりも上回ります。
言い方を変えると『時間』『努力』『お金』をかけてでも達成したい欲望とも言えます。
【Desire(欲望)の特徴】
・富や名誉、愛、快適を求める欲求
・Goal（目標）の次に強い欲求
・本能に近い欲求
男性がキャバクラにいった例で考えると、イメージ湧きやすいかなと思います。
【男性がキャバクラに行く心理】
綺麗な女の子に接待される。『名誉』
お店の子はトークも上手く、感情が揺れてしまう。『愛』
非現実的な世界で、快適な空間を提供される。『空間』
男性限定の例でがありましたが（笑）
500円のサプリ購入で悩む人ってたくさんいると思うんですが、男性がキャバクラに行く時は一回で1万円以上とか簡単に払ってしまいますよね（笑）
これはGoal（目標）よりも強い欲求であり、富や名誉、愛、快適を求める欲求というのは、本能に近い感覚とも言えます。
Teaser(本能)｜欲求レベル強い
Teaser(本性)の段階は、GDTの法則でもっとも強い欲求です。
人間が動物であるという逆らうことのできない性(さが)であり、本能に近い欲求と言えます！
【Teaser(本能)の特徴】
・希少性、好奇心、反社会性を求める欲求
・もっとも本能に近い欲求
・行動せずにはいられない気持ちになる
Teaser(本性)は欲求レベルが高いので、文章で刺激できると効果は絶大です！それでは希少性、好奇心、反社会性を求める例を一つずつ見ていきましょう！
【希少性の例（限定というワードが多い）】
・世界で限定3台の車
・1日10食限定のスイーツ
【好奇心の例（好奇心を違う言い方にすると、ギャップのことをいう）】
・学力ゼロのギャルが東大合格した本
・ホームレスが大富豪になるYoutubeチャンネル
【反社会性の例（ダメと言われることに弱い）】
・未成年がタバコを吸ってしまう
・心霊スポットに行ってしまう（youtubeで見てしまう）
僕も希少性には弱いので限定というワードがあれば、すぐに購入してします（笑）
Teaser(本性)を意識的にタイトル、本文に入れることができれば、読者の心を揺さぶりやすい文章になります。
まとめ｜GDTの法則を文章に取り入れる
GDTの法則をタイトルや文章に入れることで、視聴者を惹きつける内容を書くことができます！
Goal：目標
・時間をかけたくない
・努力したくない
・お金をかけたくない
Desire：欲望
・富や名誉が欲しい欲求
・愛されたい欲求
・快適で心地よくありたい欲求
Teaser：本性
・希少性が気になる欲求
・好奇心が気になる欲求
・反社会性が気になる欲求
人間の欲求は、Goal（目標）＜Desire（欲望）＜Teaser（本性）の順に強くなります。
文章の中に9つの欲求を自然に入れることで、人の心を動かす魅力的な文章を書くことができます。
特に本能を刺激するDesire（欲望）やTeaser（本性）を入れれると反応率も良くなります！
ただし入れすぎると胡散臭い文章になってしまうので、注意が必要です。
「これなら書けそうだっ！」
本日も、最後までご覧いただきありがとうございました！
